城端むぎや祭 |
こんにちは 朝晩涼しくなりました。農家では稲刈に大童です。 南砺の秋を飾る城端むぎや祭りに行ってきました。先ずは城端別院善徳寺での競演会を楽しみました。哀愁漂う音色 平家一門が一の谷、屋島の戦いで破れ、 壇ノ浦まで追い詰められ、そして遠く五箇山に逃れ来て、刀剣を捨て、代りに鍬や鋤を持ち無念を偲んだ歴史はただただ人の心に感銘を与えてくれます。 そして歌い継がれた数々の民謡 麦屋節、古代神、四ツ竹節、こきりこ節・・・・は素晴しい音色です。訪れるたびに感銘の度合いを深めて行きます。 以前に読んだ書物を年を経て再度読み返してみると、前とは違った新しい発見と感銘を経験する事がよくあります。琵琶法師の平家物語もその一つです。 実は先月ここ善徳寺さんを訪れる機会があり、住職さんから寺の縁起を説明していただきました。この寺は500年の間一度も火災に会ったことがないとの事です。 そして善徳寺を中心にこの町が栄え、長い歴史の中に南砺の皆さんが素晴しい伝統を守ってこられたのです。 |
麦屋節 麦や菜種は二年で刈るが 麻が刈られよか半土用に 波の屋島を遠くのがれ来て 薪樵るちょう深山辺に 烏帽子狩衣ぬぎ打ちすてて 今は越路の杣屋かな 心淋しや落ちゆく道は 川の鳴る瀬と鹿の声 川の鳴る瀬に絹ばたたてて 波に織らせて岩に着せよう 〜〜 mugiya-busi1.mid |
表に出ると、民謡を現代風にアレンジした「じゃんとこいむぎや」が繰り広げられていました。「じゃんとこいむぎや」は今年で7回目を迎え、県内外から計27団体がエントリー。 1団体20人以上の編成で、あでやかな衣装まとい、幼稚園児から小・中・高の学生さん、若いお父さんお母さん、おバァちゃん方が躍動感いっぱいに舞っていました。 |
Text & Photo & Illustration & Animation by K.Nozaki
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