紅葉をもとめて |
こんにちは 今年はツキノワグマがよく出没しました。怖くて単独ではなかなか里山にも行けませんでした。 終盤の紅葉を求めて富山県中央植物園に行って来ました。ここなら安心です。 入り口前の駐車場ではトウカエデ(唐楓)の落葉でいっぱいです。目の覚める色です。園内にはいろいろな紅葉があり、もみじ類も今が盛りです。 ハウチワカエデ・・・天狗の持つ大きな団扇に見立てた名です。 ウリハダカエデ・・・樹皮が緑色をしていて瓜の肌に似ているところから名前がつきました。 黄葉のイチョウも風に乗ってチラチラと舞い降ります。 木々たちは春の新緑から一年の努めを終えようとしています。寂しい風情ながらも来春の準備を着々と進めています。それは冬芽です。これから雪の中でじっと春の訪れを 待つのです。年々歳々この弛まぬバイタリティーには感服します。冬芽の周りの色々な葉痕、顔のように見える表情を見て回るのも楽しいものです。泣いている表情、笑って いるように見えるもの、いろいろ鑑賞できます。 途中 マユミの小枝にモズのはえにえを発見。エンマコオロギのようです。哀れ残酷。しかしこれも自然のひとこまです。地上より1.4メートルの高さに逆さに刺さっていました。 今冬はこの高さでのはえにえからすると、大雪かな、平年並みかな 小雪かな 思いを巡らせます。 もう一週間もすれば落葉樹の全てが葉を落とすことでしょう。今日はゆっくりゆっくり 終盤の紅葉を楽しんだ一日でした。 |
Text & Photo & Illustration & Animation by K.Nozaki
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