こんにちは
恒例の冬を楽しむウォーキング(主催 富山市教育委員会、財)富山市体育協会)に参加しました。
先ずは午前9時からウォーキングリーダー講習会がありファミリーパーク園長山本茂行氏の講演 演題「富山の里山の動物について」を聴講しました。
ユーモアを交えて数十年にわたるタヌキの生態研究のお話は興味深く聴きました。そしてここ数年
出没するツキノワグマの話も大変参考になりました。
里にクマが出没するのは何故か。
それは昔は里山には民家があり、畑を耕し、炭焼きがなされていた。クマはそこに人の気配
を感じ近ずかず、人間とクマの住み分けがなされていた。しかし燃料がガス、電気に変わりそこで生計を立てていた人たちが里におり民家は放置され住む人がいなくなった。
山は荒廃し、鬱蒼とした杉林がはびこり、好物の広葉樹の木の実(ドングリ)が少なくなり、餌を求めて里へ下りてきた。
そこで氏の仰るには里山にもう一度「人の気配」を作ろう
と仰いました。それには里山に入り散策(ウォーキング)をするのも改善策の一つではなかろうか。・・・う〜ん 納得です。
午前10時30分準備体操を終えスタートの富山市体育文化センターを出発しました。100名程の参加でした。
はじめは小雪まじりでしたが歩くにつれ2月末とは思えないよう
な青空に白い雲 次第にからだも温まり快適ウォーキングとなりました。途中県総合運動公園に差し掛かり振り向くと立山連峰 そして剣岳が真後ろに聳えています。
畦にはタネツケバナが小さな白い花を風にハミングし春を待つかのように靡かせています。
途中天候が一転、あられの襲来、頬を横なぶりです。しかしここでゴールでした。
1時間30分 約6km みなさん無事到着。今日は実に素晴しい冬を楽しむウォーキングでした。
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