こんにちは
深まり行く秋、キンモクセイ(金木犀)の花を追うようにして、今 ヒイラギモクセイ(柊木犀)の白い花が咲き、心地良い香りが風に乗って来ます。
秋の利賀 ど〜んと利賀の山祭りを訪れました。そして利賀に伝わる伝統的な合掌家屋の土台造りの技、石かちの再現に出会いました。
石かち・・・
昔は合掌造り家屋の新築の際、必ず石かち行事が行われました。
丸太で組んだ櫓の中に撞木といわれる柱を入れ、四方から綱をひいて撞木を上下に動かし基礎石を
突き固めた。
この時撞木の根元に陣取る根取りの衆や、綱甫の呼吸に合わせるため歌われたのが石かち歌とのことです。
わたしも綱引きに参加しました。
何か合掌造りの一員になったような気持ちになりました。
そうですね、以前は私の近辺でも家を建てるといえば近所の人たちがたくさん集まり
基礎を作り、建築にも協力して建てたものです。
石かちの披露が終わり、山のごっつおコーナーを覗いてみました。
利賀の新そば、岩魚塩焼き、ごへいもち、いろいろな山菜、そしてきのこ汁。農産物の即売コーナーでは赤かぶ
白爵かぼちゃ、きのこなどが即売されています。
お昼は利賀の新そばをいただき、山のオブジェを見学しました。地域の豊富な資源を活用した素朴な造形作品には心が安らぎます。
利賀の佇まいに心がときめいた一日でした。
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