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北辺に舞う白い妖精 丹頂鶴

こんにちは

先日 県民会館にて向井 俊久氏の写真展「タンチョウ-四季の彩」を鑑賞させていただきました。
60点の作品の前ではタンチョウの生き様の記録に釘付けになりました。

氏はライフワークとして20年に亘りタンチョウの生態を撮影されその熱意には敬服です。
合間を見ては北海道に渡り、釧路湿原にて朝は4時半に起床され、日の出と共にタンチョウの様子を日が沈むまで丹念に撮影されたのです。

ちょうどこの日は写真集出版と県の芸術文化の振興に貢献された功績により富山県部門功労表彰受賞の祝賀会が同館8階キャッスルで行われ、 私もご招待をいただき出席しました。

来賓祝辞の中にこんなお話がありました。
写真とは 真心を写す、又真実を写す、そして新しいものへ挑戦する心意気を写す。
それを氏が成し遂げられたのです。

実は氏は学生時代のワンダーフォーゲル部先輩であり部長でもありました。
当時のメンバーも県内外から祝賀会に多数参加され、祝杯を交わし久方ぶりに旧交を温めた 一時でした。
話題が弾み来月ヒマラヤ街道に行くグループ、キリマンジャロを登った人の話、・・・・
さすが山登りのグループは氏を始めとして忍耐力があり、元気です。

記念品として氏の写真集 『丹頂鶴』をいただきました。タンチョウが私達の心を捉え飲み込むような写真集です。

今日はお目出度い祝賀会にお招きに預かり、素晴しい感動の一日を過ごしました。

向井俊久氏写真集
向井 俊久氏略歴

1937年 氷見市に生まれる

1962年 富山県庁に就職

1992年 富山県庁退職(在任30年間)
       同年 富山県小矢部市助役就任

2004年 富山県小矢部市助役退職(在任12年間)
       富山県写真連盟常任顧問に就任 現在に至る

2006年 二科会写真部第54回展にて会友努力賞を受賞
       富山県美術連合会副会長に就任 現在に至る

2007年 富山県展にて県展会員大賞を受賞
       二科会写真部会員に推挙される
       東京・新宿ニコンサロンにて「タンチョウ・大地からの詩・」個展を開催(9月)

富山県民会館ギャラリーB.C にて 08.02.02

Text & Photo & Illustration & Animation by K.Nozaki

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