I feel   管理人が感じたことをとりとめなく書いてます

Text by Y.Ohara


2009.01.09

最近の僕は、さまざまな偶然について、積極的に受け入れようという姿勢に変わってきている、と気がついた。
といっても、ほんとに大したことではないのだけれど、こんなことがあった。

正月休みに「初売り」に行った。
正確には、子供のお守役と車両運転係として連れて行かれたのだ。
本当は込んでいるところになんて行きたくなかったのだけど、まあ、仕方がない。

デパートの中では、子供がおもしろがって、あっちのお店こっちのお店と
フラフラするものだから、それにくっついて、自分一人では絶対に
入らないだろうというお店に入ったり、おもしろそうな商品を見つけたり、
案外楽しかった。

僕は結局、何も買わなかったので、掘り出し物を手に入れたわけではないのだけど、
こうやって「偶然の出会いを楽しいと感じている自分」を発見したことが、
その日の収穫だったように思う。

ようやく僕にも「偶然をおもしろがる」という心が芽生えてきたのかなぁ、とちょっとうれしくなった。


2009.05.20

いつの間にか、もう、5月も中盤。

なんだかいっぱい、いろんなことがあったような気もするし、何もしないまま時間だけが過ぎてしまったような気もする。

「忙しい」という言葉はあまり使いたくない。
「忙しい」とは「心」を「亡くす」ことである。自分の心をコントロールできていないということである。
けれども、やはり、今の状態を表現するのは「忙しい」という言葉かな。

忙しいと言っても、仕事のことだけではない。
仕事と家庭とボランティアと、区別も切り替えもできないまま、とにかく日々を過ごしている。

そんな中、ゴールデンウィークに、子供たちとキャンプに行った。
1泊2日のあわただしい日程だったけど、楽しかった。
家内は「何でわざわざ、そんな大変なことするがかねぇ・・・」とあきれていたが、やはり楽しそうだった。

思うに、キャンプの楽しさはウオーキングの楽しさと通ずるものがある。

大変だから楽しいのだ。

そこで過ごしていることを思い描き、いろいろ準備をするという楽しさ。
いくつもある懸案事項を、とりあえずほっぽり出してきたという開放感。

そして終わった後は、片づけながら「次はいつ行こうか」と考えるのだ。

「次」のことを考えている時が一番楽しいのかもしれない。

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2009.06.24

富山ライトレール主催の「キャンドルナイトウオーク」にスタッフとして呼んでいただいたので、行ってきました。

「100万人のキャンドルナイト」に関連したイベントで、19:00頃、越中中島駅を出発し、中島閘門や富岩運河を歩いて富山駅北まで歩くというイベントでした。
夜に歩くというのは、個人的にとても好きなので、スタッフとしての仕事をしながらも、楽しく歩くことができました。

歩くことを、このように「楽しみ方」としてとらえて、私たちに声をかけていただいた富山ライトレールのT嶋さん、T本さん、ありがとうございました。

また一緒に、なにか「楽しいこと」をやれたらいいですね。



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2009.07.15

今日はものすごく暑い日で、35〜6℃はあったかもしれない。
蝉の声も聞いた。
コウさんに教えてもらったとおり、ネジバナも先端の方まで花をつけていた。

いよいよ、夏、ですね。

夏はわけもなく、わくわくする。
子供のころのように1か月以上の夏休みがあるわけでもないのに。
僕の子供たちが、夏休みの計画をあれやこれや楽しそうに話しているのを聞くと、僕もなんだかこうしてはいられない、と思う。
仕事どころではない、という気になってしまう。

これはもう、僕のバイオリズムに刷り込まれたものだからしかたがない、と開き直っています。

そんな地に足がついていない僕が、どういうわけかラジオ番組に出演することになりました。
富山商工会議所の「ふれあい情報交差点」という番組で、ウオーキングについてオススメ情報などを紹介する予定です。
富山シティエフエム(77.7MHz)で、毎月1回最終月曜日に放送されます。

今日生まれて初めての収録が終わりました。貴重な経験でした。
もしよかったら、聞いてください。
第1回の放送は7月27日(月)です。
http://www.ccis-toyama.or.jp/toyama/joho/cityfm.html


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2009.08.15

愛知県の実家に帰省してきました。
僕の帰省というより、僕の両親に孫の顔を見せに行ったという方が正確かな。

子供たちや両親とお墓参りにも行きました。
墓石には、僕のご先祖様のいろいろな名前やその方のなくなった年月日や年齢が刻んであります。
それを見ながら、「この人はおばあちゃんのお兄さんだ」とか子供に教えたり、僕も知らない人は両親に尋ねたりしました。

「お盆にはご先祖様の魂が帰ってくる」といわれています。
でも、「魂が帰ってくる」という意味が今まではよくわかりませんでした。
今年はふと、こう思いました。
お盆に家族や親せきが集まって、数年前に亡くなったおじいちゃん・おばあちゃんや、もっと前の、会ったこともないご先祖様の暮らしぶりや人となりを話す、という行為そのものが「魂が帰ってくる」ということなのかな。

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2009.10.01

今日から10月。
「チャレンジ!地球一周4万キロ!」という思いつき企画のスタートです。

万歩計を新調しました。
私の買ったのは、ポケットに入れておいてもカウントしてくれる小さなヤツです。
7日分の歩数も覚えていてくれるし、使用開始時からの累計歩数も表示してくれます。
あまりに小さいので落として失くしそうなので、クリップつきのストラップをつけておきました。
やっぱり万歩計をつけると、「歩こうかな」と思いますね。

なぜ、こんなことを思いついたのか?
何か特別なイベントで、何百人もの参加者がゾロゾロと列をなして同じコースを歩く・・・・というのは、なんだかちょっと異様な感じを受けます。
まあ、そういうイベントを企画したりお手伝いしたりもしているのですが。

私は、ウオーキングの原点は「散歩」だと思うのです。
たとえば、天気のいい日にぶらぶらと歩いて買い物に行った帰り道、気になる路地を見つけてふらりと寄り道してみたり、なんて、とても楽しそうじゃありませんか。

みなさんも是非、参加してください。

さて、歩くべきか乗るべきか
乗れ!快楽が言った
歩け!歓喜が答えた
(W.H.デービス)


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2009.11.01

早いもので、もう11月。
「チャレンジ!地球一周4万キロ!」という思いつき企画の記録期間が終わり、途中経過のデータを公開しています。

僕個人の結果は、月間297,487歩。1日平均9500歩程度。
1日1万歩まで、あとちょっと足りませんでした。時間にして1日5分。

ひと月の記録を振り返ってみると、歩数の多い日と少ない日の差が大きすぎるということに、愕然。
最高記録は10月18日(日)の27,347歩。この日は「遊歩会」という行事に参加した日。
JR楡原駅からJR越中八尾駅まで、約15kmの道のりを歩きました。
さらに、その後に仕事もしたので、歩数を稼げた日でした。

逆に、最も少なかった日は10月26日(月)の2,335歩。仕事が休みの日で、一日中家にいました。
掃除をしたり、簡単な家の補修をしたり、子どものお守りをしたりして過ごしていました。
僕の買った万歩計は、7秒以上歩き続けないとカウントしてくれないので、こまごまとした歩きはカウントされていないようなのですが、それにしても少ない!

講習会などで講義をさせていただくとき、「出来るだけ、日常生活の中で歩きましょう」ということを常々言っているのですが、灯台もと暗し。

「他人にとやかく言う前に、オマエがちゃんとやれよな・・・・」という結果でした。反省。

みなさんはどうでしたか?
結果の報告を待っています!


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2009.12.31

「片づけデスマッチ・時間無制限一本勝負!」
今の我が家の状態です。

子供たちの部屋のすごいこと。僕や家内の部屋もすごいけど。
昨年の年末大掃除のときに「これもとっておこう」といっていたものが、そっくりそのまま出てきます。
結局使わなかったということなんですよね・・・。
子供達には、僕や家内が”必殺仕訳人”になって、「これいらないよね?何に使うの?本当にいるの?」と詰め寄ります。

かといって、子供たちの「使うかもしれない」「もったいない」という”捨てられない心理”もよくわかるのです。僕もそうですから。

「捨てる神あれば拾う神あり」と言います。
誰が見ても必要ない、というものは、めったにないと思うのです。
「ある考え方を基準にしたものの見方によると、無くても困らない」というだけのことなのです。

「問題は、その問題を引き起こした考え方と同じ考え方をしているうちは解けない」(アインシュタイン)

ものの捉え方から変えてみなよ、ということなのでしょうか。
「選択と集中」という言葉が、なんだかとてもありがたい特効薬のような言われ方をしています。
だけど、「選択」するための基準となる「ものの考え方・捉え方」そのものを疑ってみる必要もあるのではないでしょうか。

年末の大掃除をしながら、そんなことを考えました。

さて、みなさんはどんな一年だったでしょうか。

来年もよろしくお願いします!


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