Tool-003 履き古したスニーカーをスノーシューイングで使う
スノーシューで里山散策をする際、一番困るのがシューズです。
サラサラのパウダースノーならともかく、我が家の近くの山ではそんな雪はありません。
私がトレッキングに使っているシューズでは、水が沁みてしまい使えません。
水が沁みず、なおかつ暖かいという靴もあるようですが、高くて手も足も出ません。
かといって、長靴もダメです。
長靴で歩いたこともあるのですが、下り坂ではつま先が靴の内部にあたり、爪が紫色になってしまいました。
いろいろ考えた末、身近にあるもので代用しています。
【用意するもの】履き古しの運動靴(写真はテニスシューズ)・ネオプレーン製ウェーディングソックス(釣り具屋さんで購入)
ネオプレーン製ウェーディングソックスは、生地の厚さが3mmほどあるので、その上から靴をはくと、ちょっときついです。
そこで、靴の中敷きを抜いて履くと具合がいいようです。
普通の靴下の上からウェーディングソックスを履き、その上から靴を履きます。
※写真ではナマ脚ですが、冬場は当然タイツなどをはいています。
防水ズボンと登山用のスパッツをつけて雪の中にGO!
ウェーディングソックスは釣り用のものなので、水が沁みず、さらにふくらはぎのちょっと下まで長さがあるので、とても温かいです。
また、本格的なブーツに比べ、ものすごく軽くて柔らかいので、快適です。
さらに、何と言っても安い!
ウェーディングソックスは3〜4,000円くらいで買いましたが、その他は全部、もともと手元にあった物ばかりです。
縫い目から水がしみ込んでくることもあるので、目止め剤を塗っておくと完璧!目止め剤も釣り具屋さんに売っています。
参考文献:「フライフィッシング教書」 田渕義雄、シェリダン・アンダーソン共著 晶文社出版
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