〜046 鷹泊り〜

Text & Photo by Y.Ohara

 
鷹泊り

立山開山の祖と言われる佐伯有頼(さえきありより)にまつわる伝説の地です。

以下、雄山神社ホームページ(http://www.oyamajinja.org/)「白鷹伝説」より抜粋。

十六歳になった夏のある日、有頼は父が何よりも大切にして飼っている白鷹を借りて、鷹狩りに出たいと父に申し出た。
しかし、父の有若はどうしても許してくれない。
仕方がないので父に隠れてひそかに鷹を持ち出し野に放った。
すると白鷹はどうしたのか急に羽ばたいて大空に舞い上がり、辰巳(南東)の方を指して飛び去ってしまった。
有頼は驚いて彼方此方を探し回ったが見つからない。
一里行き二里行き、ついに道に迷ってしまった。
勇気を出してさらに行くと岩の上に神座(岩峅)があり、前方に大川が流れて対岸に松林のある所へ出た。
ふと見ると一本の大松(鷹泊)に、何としたことか狂気の如く尋ね求めている白鷹が止まっているではないか。
有頼は喜んで直ちに大声をあげて呼ぶと白鷹は嬉しげに飛び来たり、まさに有頼の手に止まろうとした一瞬時、側の竹やぶから一頭の黒熊が踊り出た。
鷹は驚いて再び大空に舞い上がり、熊はやにわに逃げ出した。
有頼が怒って弓を引き絞り、はっしと熊を射れば、矢は月の輪の横にあたり、血を点々と流しながら走り去った


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